府中市で家族葬を考えるときは、最初にどなたへお知らせするかを決めておくと、その後の準備が整いやすくなります。人数だけで考えるよりも、案内する範囲を先に決めた方が、式場の広さ、返礼品の数、ご会食の有無まで見通しを立てやすくなるためです。「誰に、どこまでお伝えするか」が固まると、費用も流れも整理しやすくなります。この記事では、家族葬の案内の考え方を中心に、流れ、費用の目安、斎場選びで見ておきたい要点を、初めての方にも分かりやすい順にまとめました。
執筆者
株式会社ラストセレモニー
代表取締役
横島 恵一
府中の森市民聖苑での年間施行数100件以上。
東京都府中市を拠点に、火葬式・一日葬・家族葬・一般葬まで、ご遺族の不安を一つずつ解消する“分かりやすい説明と丁寧な進行”を大切にしています。事前相談から葬儀後の手続きまで切れ目なく支える体制で、地域に根差した運営を続けています。
家族葬は人数だけでなく「案内する範囲」で形が決まります
家族葬は、ただ小さく行う葬儀というだけではありません。実際には、どなたへ参列をお願いするか、どなたへ後日ご報告するかによって、準備の内容が大きく変わります。ご家族だけで静かに見送る形もあれば、ご親族に加えて親しいご友人までお声がけする形もあります。
案内の範囲が決まると、必要な式場の広さや受付の準備、香典や供花をどうするかも整えやすくなります。反対に、ここがあいまいなまま進むと、後から人数や返礼品の数が変わり、費用も動きやすくなります。
| 家族葬の形 | 人数の目安 | 案内する範囲の例 |
|---|---|---|
| ごく近しい方中心 | 5〜15人ほど | 同居のご家族、きょうだい世帯、近親者まで |
| 親族中心 | 10〜30人ほど | おじ・おばまでなど、親族の線引きを決める |
| 親族と親しい方 | 20〜40人ほど | 親族に加え、特にご縁の深いご友人まで |
斎場選びで先に見たい3つの要点
府中市で家族葬を行うときは、斎場の見た目や広さだけでなく、当日の動きに無理がないかを確かめることが大切です。とくに見ておきたいのは、移動のしやすさ、ご安置のしやすさ、費用の見通しの3つです。
- 移動のしやすさ:式場と火葬場が近いほど、ご高齢の方やお子さま連れのご負担を抑えやすくなります。
- ご安置のしやすさ:ご自宅でお迎えするか、霊安室を使うかで流れが変わります。面会の考え方も合わせて確認します。
- 費用の見通し:式場使用料と葬儀全体の費用を分けて考えると、総額が見えやすくなります。
府中の森市民聖苑は、式場と火葬場が同じ敷地内にあるため、移動の手間を抑えやすい斎場です。また、ちゅうバス「市民聖苑前」停留所から徒歩0分で、駐車場は79台分あります。ご親族が別々に来られる場合も、来場方法を案内しやすいのが特長です。
ご逝去後にまず整えたいこと
お別れの直後は、短い時間に多くの判断が重なります。けれども、最初からすべてを決める必要はありません。まずはご安置先と連絡する範囲を整えるだけでも、その後の流れが見えやすくなります。
迷いやすいときは、連絡の窓口になる方を一人決めると安心です。同じ内容を同じ言い回しで伝えられるため、ご親族のあいだで行き違いが起こりにくくなります。
- 最初に連絡する方
- 参列をお願いする範囲
- ご安置場所と面会の希望
- 通夜を行うか、告別式のみとするか
- 香典や供花を受け取るか、辞退するか
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通夜や告別式の長さは宗教や進め方で変わりますが、仏式ではそれぞれ45〜60分ほどが一つの目安です。参列をお願いする方へは、開始時刻だけでなく、受付の時間も添えると親切です。
費用の目安は「相場」と「内訳」を分けて見ます
費用の不安は、総額が高いかどうかだけではなく、あとから何が増えるか分からないときに大きくなりやすいものです。そこで、相場は目安として見つつ、見積書では何が含まれ、何が別になるかを確かめることが大切です。
| 葬儀の形 | 府中市の相場の目安 | 費用が動きやすい点 |
|---|---|---|
| 直葬・火葬式 | 20〜50万円前後 | ご安置日数、ご搬送距離 |
| 一日葬 | 40〜100万円前後 | 式場使用料、ご会食の有無 |
| 家族葬 | 50〜140万円前後 | 参列人数、返礼品、ご会食 |
| 一般葬 | 100〜200万円前後 | 会場規模、参列人数 |
葬儀内容の目安となる料金は、次のように考えられます。必要な内容を絞ることも大切ですが、何を大切にして見送るかを先に決めておくと、過不足のない内容に整えやすくなります。
| 内容 | 料金の目安 |
|---|---|
| 火葬式プラン | 169,000円〜(税抜) |
| 家族葬プラン | 299,000円〜(税抜) |
| 一般葬プラン | 699,000円〜(税抜) |
| 聖苑葬儀 | 357,500円〜(税込) |
府中の森市民聖苑の施設使用料は、あらかじめ金額が示されています。府中市民の方は火葬料金が無料のため、総額の見通しを立てるうえで大きな助けになります。
| 項目 | 料金 | 補足 |
|---|---|---|
| 火葬料 | 大人・小人とも無料 | 府中市民の方 |
| 第1・第2式場(90人用) | 各25,000円 | 通夜または告別式1回 |
| 第3式場(140人用) | 50,000円 | 通夜または告別式1回 |
| 第4式場(50人用) | 15,000円 | 通夜または告別式1回 |
| 霊安室(24時間) | 2,000円 | 延長12時間ごと1,000円 |
| 法要室(1回2時間) | 市内3,000円/市外6,000円 | 法要で利用する場合 |
金額や手続きで先に確認したいこと
- 見積書の人数設定とご安置日数が希望に合っているか
- 返礼品、ご会食、供花、宗教者へのお礼が含まれているか
- 人数が増えた場合やご安置が延びた場合の追加料金
- お支払いの時期と方法
- 葬祭費や埋葬料の対象になるか
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ご親族へ家族葬を案内するときの伝え方
案内文で大切なのは、きれいな言い回しよりも、ご家族の方針がきちんと伝わることです。とくに、参列をお願いする範囲と、香典・供花の考え方は、早めにはっきりさせておくと当日の混乱を防ぎやすくなります。
- 家族葬で執り行うこと
- 日時と場所
- 香典や供花を受け取るか、辞退するか
- 出欠の連絡をお願いするかどうか
| 場面 | 短い伝え方の例 |
|---|---|
| 参列をお願いする方へ | 葬儀は家族葬にて執り行います。ご参列くださいますようお願い申し上げます。 |
| 参列をご遠慮いただく方へ | 故人の遺志により、葬儀は近親者のみの家族葬にて執り行います。 |
| 香典を辞退する場合 | 誠に勝手ながら、ご香典は辞退申し上げます。 |
後日のご報告という形を選ぶこともできます。無理にその場で結論を出そうとせず、確認して改めてご連絡しますとお伝えするのも、丁寧な進め方の一つです。
見積書を比べるときに見落としやすいところ
見積書は、合計金額だけを見ても比べにくいことがあります。理由は、同じ家族葬という言葉でも、人数の想定、お通夜の有無、ご安置日数、返礼品やご会食の扱いが違うためです。前提条件がそろっていない見積書どうしは、そのままでは比べられません。
たとえば、式場使用料が含まれている見積書と含まれていない見積書では、金額の見え方が大きく変わります。ご搬送の距離や時間帯、ご安置が延びたときの単価も、後から差が出やすい部分です。見積りを読むときは、一式の中身を一つずつ確かめることが大切です。
| 見落としやすい項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| ご搬送 | 距離の考え方、夜間や早朝の追加料金 |
| ご安置 | 日数の数え方、面会の可否、延長時の単価 |
| 式場費 | 通夜と告別式で何回分かかるか |
| 人数で変わる費用 | 返礼品、ご会食、会葬礼状の追加方法 |
ご家族のご希望と見積書の条件がそろっているかを確かめるだけで、必要以上の不安を減らしやすくなります。分かりにくい項目は、その場で確認して構いません。
葬儀後に確認したい手続き
お見送りが終わった後も、すぐに片づけなければならないことと、少し落ち着いてから進められることがあります。急ぐ手続きと、後日でもよい手続きを分けて考えると、気持ちの負担が軽くなります。
健康保険の種類によっては、葬祭費や埋葬料の対象になることがあります。どちらが当てはまるかは加入先によって違うため、まずは保険証の種類と申請先を確認すると進めやすくなります。
- 領収書や会葬礼状など、葬儀を行ったことが分かる書類を保管する
- 保険の種類を確認し、葬祭費または埋葬料の対象になるか調べる
- 振込先口座や本人確認書類をそろえる
- 期限がある手続きは、無理のない日程で順に進める
すべてを一度に終わらせる必要はありません。ご家族で役割を分けながら、できるところから少しずつ進めることが大切です。
なお、家族葬では香典や供花を辞退するかどうかも、案内文の中でそろえておくと安心です。ここが曖昧だと、当日の受付で確認が増えやすくなります。ご家族で方針を決めたうえで、同じ言葉でお伝えすると、受け取る側にも分かりやすくなります。
まとめ
府中市で家族葬を考えるときは、まず案内する範囲を決め、そのうえでご安置、流れ、費用を整えていくと、落ち着いて準備を進めやすくなります。「誰へ伝えるか」を先に決めることが、斎場選びや見積りの見方にもつながります。
ご不安な点があるときは、見積りの金額だけでなく、人数や日程などの前提条件をそろえて確認することが大切です。ご家族のご事情に合った形を一つずつ整え、納得できるお見送りにつなげていきましょう。
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