府中の森市民聖苑は、葬儀(式)から火葬、法要までを同じ施設内で行えるため、移動や待ち時間の負担を減らしやすい府中市の公営斎場です。
「どんな設備があるのか」「何が標準で備わっているのか」を先に知っておくと、打ち合わせや見学の迷いが減り、当日の段取りも整えやすくなります。
まず押さえたい:府中の森市民聖苑の設備
近しい方がなくなり、ご葬儀のための斎場を選ぶときは、式場(ホール)だけで判断しないことがおすすめです。
ご家族の控室、会葬者の控室、化粧室、出棺の動き、火葬中の待機場所まで含めて確認すると、当日の負担が大きく変わります。
| 設備 | 主な内容 | 見ておくと安心な点 |
|---|---|---|
| 式場まわり | 祭壇・放送設備・受付台・僧侶控室・会葬者控室など | 焼香や献花の動線、音の聞こえ方 |
| ご家族の滞在 | 遺族控室(式場により条件あり)・湯沸室など | 仮眠の可否 |
| 火葬まわり | 告別室・炉前ホール・収骨室・待合 | お別れの場所、待機の流れ |
| 安置・面会 | 霊安室(条件・時間の規定あり) | 面会の可否、花や供物の扱い |
| 法要 | 法要室(年忌法要などで利用) | 人数の目安、持ち込み可否 |
第1〜第4式場の設備について|ご葬儀で必要な設備も紹介
府中の森市民聖苑の式場は、式を行う空間に加えて、受付や控室などの周辺設備が揃えられています。
受付台・記帳台
- 祭壇(仏式・神式・キリスト教・無宗教などに対応)
- 放送設備(マイク・CDデッキ等)
- 僧侶等控室
- 会葬者控室(お清めの席)
式場の広さ(席数)の目安|人数規模に合わせて選べます
| 式場 | 席数の目安 | 向いている規模の例 |
|---|---|---|
| 第1式場 | 90人 | ご家族〜親族中心+参列者が一定数 |
| 第2式場 | 90人 | 第1と同程度(空き状況で選びやすい) |
| 第3式場 | 140人 | 参列者が多いお見送りに |
| 第4式場 | 50人 | 少人数で落ち着いて送りたい場合 |
火葬設備(告別室・炉前ホール・収骨室)について
火葬を行う際は、最後のお別れの場所(告別室)、入炉を見届ける場所(炉前ホール)、収骨を行う部屋(収骨室)など、場面ごとに空間が分かれています。
施設内には利用上の決まりごとがあります。
例えば、告別室・炉前ホール・収骨室では写真や動画の撮影ができません。
当日に戸惑わないよう、事前に「できること・できないこと」を確認しておくと安心です。
霊安室(安置)の設備と運用|「いつでも面会できる」とは限りません
府中の森市民聖苑の霊安室は、故人様をご安置し、面会や化粧直し等を行うための設備です。
ただし、利用には条件があり、市民聖苑の式場または火葬炉を使用する場合のみ利用が可能です。
- 霊安室は「一時的なお預かり(霊安室→自宅→火葬等)」には対応できません
- 面会や化粧直しは、事前予約が基本です
- 衛生管理上、面会時の花・供物等は預かれない場合があります
日程が空く場合は、安置日数・延長の可否・面会の時間帯などを早めにご相談ください。
来場しやすさ(駐車場・アクセス)|車でも公共交通でも使いやすい環境です
府中の森市民聖苑は、ちゅうバスをご利用の場合は「市民聖苑前」停留所が便利です。
また、地下駐車場は79台分(身体障害者用あり)を備えています。
設備とあわせて見ておくと安心な費用について
設備は「使う部屋」と「使用時間」で費用が変わります。
見積りや打ち合わせでは、どの式場を利用するか・安置室などをどれだけの期間使用するかで費用を確認しましょう。
府中の森市民聖苑の利用料(目安)
- 火葬料:大人・小人問わず無料
- 第1・第2式場(90人用/通夜または告別式1回):各25,000円
- 第3式場(140人用/通夜または告別式1回):50,000円
- 第4式場(50人用/通夜または告別式1回):15,000円
- 霊安室(24時間):2,000円(延長12時間ごと:1,000円)
- 法要室(1回2時間):市内居住者3,000円/市外居住者6,000円
府中市の葬儀費用の相場(目安)
| 形式 | 相場の目安 |
|---|---|
| 直葬・火葬式 | 20〜50万円前後 |
| 一日葬 | 40〜100万円前後 |
| 家族葬 | 50〜140万円前後 |
| 一般葬 | 100〜200万円前後 |
同じ人数でも、控室の使い方や会食の有無、安置日数などで総額は変わります。
「設備のどこまでが含まれるか」を一緒に整理しながら、無理のない形をご提案します。
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まとめ|設備を知ると、打ち合わせと当日の不安が減ります
府中の森市民聖苑は、式場・火葬・法要までを館内で行えるため、移動の負担を減らしやすい斎場です。
受付・控室・放送設備・霊安室・法要室など、式の裏側を支える設備がそろっていることが、当日の落ち着きにつながります。
見学や打ち合わせでは、「式場の広さ」だけでなく「控室の使い方」「火葬までの流れ」「面会の条件」まで含めて確認すると安心です。
ご事情に合わせて必要な設備を整理しますので、お気軽にご相談ください。
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監修者

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮
葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。21歳で起業し、2007年に同社を設立。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。公益財団法人スクールエイドジャパンほか複数の団体で理事を務め、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
