府中の森市民聖苑の予約・料金・アクセス完全ガイド

「まず電話する場所は?」「必要書類は?」「葬儀当日の流れは?」
喪主として押さえておきたいポイントを、府中の森市民聖苑の利用に沿って整理しました。
実際の流れに即してまとめた、すぐに役立つ実用ガイドです。

目次

府中の森市民聖苑の概要

府中の森市民聖苑は、府中市が運営する公営の葬祭施設です。通夜・告別式・火葬・収骨までを一か所で完結できるため、喪主の負担を軽減しやすい環境が整っています。東府中駅からのアクセスも良く、施設内はバリアフリー設計。公営ならではの明瞭な料金体系と、市民向けの優遇措置も魅力です。

急な訃報時は、まず0120-315-594 へお電話ください。スタッフが火葬場の予約から、今やるべきことまで丁寧に対応いたします。

利用対象と市民優先ルール

府中の森市民聖苑は、府中市が運営している公営の施設です。
そのため、原則として「故人」または「喪主」のどちらかが府中市に住んでいる場合、優先的に利用できるようになっています。

府中市民の場合は、

  • 火葬の費用が無料
  • 施設の使用料が安くなる
    など、いくつかの優遇が受けられます。

そのため、「どのくらい費用がかかるのか?」と不安な方は、まず電話で相談してみることをおすすめします。

24時間365日スタッフが対応中

また、例えば「喪主は府中市外に住んでいるけれど、故人が府中市に住んでいた」など、少し複雑なケースもあります。そういった場合は、故人の住民票や住所の確認が必要になることがあります。

基本的には葬儀社が確認や手続きをサポートしてくれるので、不安なことは遠慮せずに相談するのがポイントです。

施設構成と設備の使い方

府中の森市民聖苑には、大小複数の式場・火葬炉・霊安室・待合室・法要室・控室・収骨室・地下駐車場が整備されています。家族葬から一般葬まで幅広く対応可能です。

火葬は時間割制で、遅延すると他の利用者に影響するため、搬送スケジュールや到着時間には特に注意が必要です。バリアフリー対応の導線確認や控室・トイレの場所も、喪主として把握しておくと安心です。

予約から葬儀までの流れ

STEP
まずはお電話を

 急な場合は、まず 0120‑315‑594 へご連絡ください。担当スタッフが仮予約の手配をはじめ、次に何をすべきかを丁寧にご案内します。

STEP
仮予約の内容確認

スタッフが火葬日時、式場・霊安室等の希望を確認して、仮予約を進めます。

STEP
市役所で火葬許可証取得

死亡届を提出し、「火葬許可証」を受け取ります。

STEP
聖苑で正式申請・支払い

火葬許可証を持って、午前8:30~午後5:00の間に府中の森市民聖苑窓口へ。施設使用申請と使用料の支払いを行い、使用許可書を受け取ります。

STEP
当日の進行チェック

受付→通夜・告別式→火葬→収骨などの流れを確認し、参列者の案内や配慮事項(車椅子対応、駐車場、動線など)を整えましょう。

※STEP2〜STEP4は、スタッフが代行します。詳細はお電話の際にお伝えします。

基本的には葬儀社が火葬許可申請や式の進行などを代行しますが、喪主自身に準備・提出を求められる場合がある書類は以下の通りです。

  • 身分証明書(本人確認のため)
  • 火葬許可証(市役所提出用)
  • 印鑑(申請や支払いに必要)
  • 市民であることを証明する書類(必要に応じて市民料金が適用されるため)

喪主が今すぐ行うべき行動リスト

  • 0120-315-594へ電話
    →故人の情報、喪主の連絡先などを伝え、葬儀日時を決定する
  • 親族内での役割分担・連絡を行う
    →誰が喪主を務めるのかを確定
  • 故人の移送と安置場所を決める
    →安置場所は自宅か、霊安室かを検討する
  • 必要最低限の持ち物をまとめておく
    →故人の情報、印鑑、喪主の身分証明書など

よくある質問

仮予約に必要な情報は?

希望日時・式場・霊安室の利用希望・参列人数の概算・搬送元・喪主の連絡先などを伝えます。

火葬許可証はどこで受け取る?

市役所で死亡届を提出した際に発行されます。身分証や戸籍謄本など必要書類は自治体によって異なるため、事前確認することをお勧めします。

専用の送迎バスはありますか?

送迎バスのサービスはありません。アクセス方法については下記をご覧ください。

まとめ

府中の森市民聖苑は、葬儀・火葬・収骨を一か所で完結できる公営施設です。喪主として、早めの電話連絡・必要書類の準備・当日の流れ把握を意識することで、慌てず落ち着いて対応できます。

この記事を手元に置き、必要に応じてチェックしながらご準備ください。

監修者

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。21歳で起業し、2007年に同社を設立。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。公益財団法人スクールエイドジャパンほか複数の団体で理事を務め、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

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