秋のお彼岸を迎える時期に、ご家族を亡くされたばかりというケースは少なくありません。葬儀や納骨の手配に追われるなかで、法要の日取りまで考える余裕がないという声もよく聞かれます。家事や仕事と並行して準備を進めるとなると、何をいつまでに決めればよいのか、判断がつきにくくなるものです。
秋のお彼岸に合わせて必ず法要を行わなければならないという決まりはありません。
この記事では、2026年の秋の彼岸の日程から、法要とお墓参りの違い、葬儀と重なる場合の考え方、費用の目安、会場選びのポイントまでを順にご案内します。
執筆者
株式会社ラストセレモニー
横島 恵一
府中の森市民聖苑での年間施行数100件以上。
東京都府中市を拠点に、火葬式・一日葬・家族葬・一般葬まで、ご遺族の不安を一つずつ解消する“分かりやすい説明と丁寧な進行”を大切にしています。事前相談から葬儀後の手続きまで切れ目なく支える体制で、地域に根差した運営を続けています。
2026年の秋のお彼岸は9月20日から9月26日まで
秋のお彼岸は、秋分の日を中日として、その前後3日間を合わせた7日間です。2026年(令和8年)の日程は次のとおりです。
| 日にち | 呼び方 | 予定の例 |
|---|---|---|
| 9月20日(日) | 彼岸入り | 仏壇やお墓を整える |
| 9月21日(月・祝) | 敬老の日 | 家族でお墓参りをする |
| 9月22日(火・休) | 休日 | 法要や親族の集まりを行う |
| 9月23日(水・祝) | 中日・秋分の日 | 寺院の彼岸法要に参列する |
| 9月24日(木)〜25日(金) | 彼岸期間 | 自宅で手を合わせる |
| 9月26日(土) | 彼岸明け | お墓参りや供養を行う |
2026年は敬老の日と秋分の日の間に休日が入り、9月19日(土)から23日(水・祝)まで連休になります。寺院の法要や会食会場、お花の手配は早めに予定が埋まることがあるため、日程が決まり次第、早めに動くと安心です。
秋彼岸に行うこと|法要とお墓参りの違い
秋のお彼岸の過ごし方に、全国共通の決まりはありません。一般には、お墓参り、仏壇の手入れ、お供え、寺院での読経などを通して故人やご先祖をしのびます。
| 供養の方法 | 内容 | 向いているご家族 |
|---|---|---|
| お墓参り | 墓石を掃除し、花や線香を供える | 家族だけで静かに供養したい方 |
| 自宅での供養 | 仏壇に花や故人の好物を供える | 外出が難しい方、納骨前の方 |
| 合同彼岸法要 | 複数のご家族が集まり、寺院で読経を受ける | 菩提寺の行事に合わせたい方 |
| 個別法要 | 一つのご家族のために読経してもらう | 一周忌などを合わせて行いたい方 |
「四十九日より前でも、お彼岸の供養をしてよいのか」というご相談もよくあります。手を合わせたり花を供えたりすることに問題はありませんが、納骨や位牌の扱いは宗派や寺院によって考え方が異なります。菩提寺がある場合は、まず僧侶へ確認しておくと安心です。
葬儀と重なる場合は葬儀を優先して問題ない
結論として、ご逝去から日が浅い場合は、秋彼岸の行事よりも安置・死亡届・火葬許可・葬儀日程の調整を優先して問題ありません。お彼岸の期間中に必ず納骨や法要を済ませる必要はないためです。
とはいえ、何をどの順番で進めればよいか、迷うこともあるでしょう。実際の流れを整理すると、次のようになります。
- 葬儀社または斎場へ連絡し、ご遺体の搬送先を決める
- ご安置後、家族葬や一日葬など葬儀の形を決める
- 菩提寺がある場合は、葬儀や戒名について連絡する
- 葬儀後に、四十九日法要や納骨の日程を検討する
- 余裕ができてから、お彼岸のお墓参りやお供えを行う
葬儀から日が浅く、ご家族の疲れが残っている場合は、自宅で静かに手を合わせるだけでも十分です。秋のお彼岸を過ぎてから、親族が集まりやすい日に法要を行っても差し支えありません。
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法要の場所を選ぶときの確認点
法要の場所は、菩提寺、自宅、霊園の施設、斎場の法要室などから選びます。先に参加人数と納骨の有無を決めておくと、会場を選びやすくなります。
- 菩提寺がある場合は、他の寺院を予約する前に相談する
- 高齢の親族がいる場合は、椅子席や段差の少ない設備を確認する
- 納骨を伴う場合は、お墓と会場の移動時間を調べる
- 会食を行う場合は、料理の手配や持ち込み条件を確認する
- 駐車場の台数だけでなく、公共交通機関からの行き方も伝える
府中の森市民聖苑には法要室が用意されており、宗教・宗派を問わず利用できます。ちゅうバス「市民聖苑前」停留所から徒歩0分という立地で、79台分の駐車場も備えているため、お車での来場でも心配ありません。式場と火葬場が同じ敷地内にあることから、葬儀と法要を同じ場所で検討したいご家族にも案内しやすい環境です。
会場の組み方や日程の進め方に迷う場合は、0120-315-594(24時間365日)までご連絡いただければ、状況に応じた進め方をご案内します。
葬儀の費用相場とプランの目安
秋彼岸の時期に葬儀と重なる場合、費用の目安も合わせて把握しておくと安心です。府中市内での費用相場は、次のとおりです。
| 葬儀の形式 | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 直葬・火葬式 | 20〜50万円前後 |
| 一日葬 | 40〜100万円前後 |
| 家族葬 | 50〜140万円前後 |
| 一般葬 | 100〜200万円前後 |
上記はあくまで目安です。参考までに、当施設に関連するプランでは、こちらの料金でご葬儀を行うことが可能です。
- 火葬式プラン:169,000円〜(税抜)
- 家族葬プラン:480,000円〜(税抜)
- 一般葬プラン:1,230,000円〜(税抜)
なお、府中市民の場合は火葬料が無料となるため、上記の費用に含まれる負担を抑えられます。プランの詳しい内容は、次の記事も合わせてご確認ください。
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法要にかかる費用の目安
法要の費用は、読経を依頼するか、会食を設けるか、何人集まるかによって変わります。お布施には一律の金額がないため、分からない場合は寺院へ率直に尋ねて構いません。
| 項目 | 一般的な目安 |
|---|---|
| 合同彼岸法要のお布施 | 3,000円〜1万円前後 |
| 個別法要のお布施 | 3万円〜5万円前後 |
| お車代 | 5,000円〜1万円前後 |
| 御膳料 | 5,000円〜1万円前後 |
| 会食(1人あたり) | 3,000円〜1万円前後 |
府中の森市民聖苑の法要室を利用する場合、使用料は1回2時間につき市内居住者3,000円、市外居住者6,000円です。室料には僧侶へのお布施や供花、料理は含まれないため、「会場費だけなのか、当日の運営や料理まで含むのか」を分けて把握しておくと、費用の行き違いを防げます。
見積もりの内訳が分かりにくいと感じたときは、0120-315-594へお電話いただければ、内容を整理してお伝えします。
秋彼岸法要の準備チェックリスト
法要を行うと決めたら、次の項目を一つずつ確認しましょう。すべてを喪主が抱える必要はなく、親族や葬儀社に分担を任せても問題ありません。
- 菩提寺または僧侶へ希望日を伝えたか
- 法要だけか、納骨や会食も行うか決めたか
- 参加する家族・親族の人数を確認したか
- 会場、墓地、会食場所を予約したか
- 位牌、遺影、遺骨など必要なものを確認したか
- お布施、供花、お供え物を準備したか
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まずやるべきことを確認する
現場で多いのは、法要室を先に押さえたあとで、僧侶の都合が合わないというケースです。まず寺院へ相談し、その候補日に合わせて会場を確認すると調整しやすくなります。お墓が寺院にある場合は、法要と納骨を同日に行えるかも合わせて尋ねておきましょう。
法要当日の服装と持ち物
秋彼岸の合同法要では、黒や紺、グレーなど落ち着いた色の平服が一般的です。ただし、四十九日や一周忌を兼ねる場合は、喪服を案内されることもあります。案内状や寺院の指定を優先してください。
| 持ち物 | 補足 |
|---|---|
| 数珠 | お持ちであれば持参する |
| お布施 | 袱紗に包むと丁寧 |
| 位牌・遺影・遺骨 | 必要かどうか事前に確認する |
| 供花・供物 | 持ち込みできる種類を確認する |
| 埋葬許可証 | 納骨を行う場合に必要 |
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まずやるべきことを確認する
納骨では、火葬後に発行される火葬許可証が、埋葬許可証として扱われるのが一般的です。紛失すると手続きが増えるため、骨壺や重要書類とまとめて保管しておきましょう。
よくある質問
秋のお彼岸に法要をしないといけませんか
必ず行う必要はありません。お墓参りや自宅でのお供え、家族で故人の話をすることも供養の形です。葬儀直後や体調が整わないときは無理をせず、後日改めて法要を行っても差し支えありません。
2026年はいつお墓参りに行けばよいですか
9月20日から26日までの間で、ご家族が集まりやすい日を選べます。中日の23日に限る決まりはありません。連休中は墓地周辺が混みやすいため、時間をずらす方法もあります。
法要と納骨は同じ日にできますか
同日に行うこと自体は可能です。僧侶、墓地の管理者、石材店、会場の予定を合わせる必要があります。納骨には埋葬許可証が必要になるため、必要書類と当日の流れを事前に確認しておきましょう。
お布施はいくら包めばよいですか
合同法要では3,000円から1万円前後が一つの目安ですが、寺院によって異なります。個別法要や納骨を伴う場合は金額が変わるため、周囲がどの程度納めているかを寺院に確認しても構いません。
まとめ 無理のない形で故人をしのぶことが大切です
2026年の秋のお彼岸は9月20日から26日まで、中日は9月23日です。法要やお墓参りを特定の日に必ず行わなければならないわけではありません。ご家族の事情に合う日と方法を選ぶことが、何より大切です。
葬儀を終えたばかりで予定を整理しきれない場合や、法要の会場選びに迷う場合は、分かる範囲から整理していけば十分です。日程や費用の進め方に不安があるときは、0120-315-594までご相談ください。
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※日程・料金は2026年9月時点の情報をもとにしています。寺院の法要予定や施設の利用条件は変更される場合があるため、あらかじめご確認のうえお進めください。
監修者

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮
葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。21歳で起業し、2007年に同社を設立。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。公益財団法人スクールエイドジャパンほか複数の団体で理事を務め、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
