ご葬儀を終えたばかりの時期に、四十九日法要まで日程や会場を決めるのはたやすいことではなく、菩提寺との付き合いが浅い場合はどこに何を相談すればよいのか、判断がつきにくくなるものです。
すべてをご家族だけで抱え込む決まりはありません。菩提寺や葬儀を担当した事業者、法要会場へ相談しながら、日程と会場から一つずつ決めていくことができます。
府中市での四十九日法要は、寺院や自宅のほか、法要に対応した会館でも行えます。この記事では、日程の決め方から当日の流れ、費用の目安、本位牌や納骨の準備までを順番にご紹介します。
執筆者
株式会社ラストセレモニー
横島 恵一
府中の森市民聖苑での年間施行数100件以上。
東京都府中市を拠点に、火葬式・一日葬・家族葬・一般葬まで、ご遺族の不安を一つずつ解消する“分かりやすい説明と丁寧な進行”を大切にしています。事前相談から葬儀後の手続きまで切れ目なく支える体制で、地域に根差した運営を続けています。
四十九日法要は命日から49日目が目安
四十九日法要は、命日から数えて49日目、またはその直前の土曜日・日曜日に行うのが一般的です。とはいえ、49日目が平日に重なったり、遠方の親族の予定が合わなかったりして、日程をどう決めればよいか迷うこともあるでしょう。その場合は、まずお付き合いのある寺院へ候補日を伝え、僧侶の予定から確認していくとよいでしょう。
日にちの数え方は、亡くなった日を1日目とするのが一般的ですが、地域や宗派によって考え方が異なることもあります。正確な数え方が分からないときは、寺院へたずねると安心です。日程を早める分には差し支えありませんが、49日目を過ぎてよいかどうかは、僧侶と相談して決めましょう。
| 確認すること | 目安・考え方 |
|---|---|
| 法要の日 | 命日から49日目、またはその直前の土日 |
| 最初に相談する相手 | 付き合いのある寺院があれば、まず住職へ |
| 案内する時期 | 日程と会場が決まり次第、できれば2〜3週間前まで |
| 参列者の範囲 | 近親者を中心に、故人との関係を考えて決める |
四十九日までの日数が短く感じても、葬儀の翌日にすべてを決める必要はありません。ただし僧侶と会場は希望日が重なりやすいため、葬儀後1週間ほどを目安に相談を始めると、予定を整えやすくなります。
府中市で四十九日法要を行える主な会場
会場は、寺院との付き合いの有無、参列人数、納骨や会食を同じ日に行うかによって選びます。ご家族が落ち着いて過ごせることに加え、高齢の方の移動や椅子席の有無も確かめておきたいところです。
| 会場 | 向いているケース | 確かめたい点 |
|---|---|---|
| 菩提寺・寺院 | 決まった寺院がある、宗派の作法を大切にしたい | 希望日、人数、供花、会食、納骨への移動 |
| 自宅 | 少人数で行いたい、移動を減らしたい | 僧侶の座る場所、仏壇前の広さ、駐車場所 |
| 斎場・法要会館 | 椅子席や控室を使いたい | 法要室の空き、利用時間、飲食の可否 |
| 霊園・墓地の法要施設 | 法要と納骨を同じ日に行いたい | 僧侶の手配、雨天時の対応、石材店との調整 |
府中の森市民聖苑の法要室を利用する場合
府中の森市民聖苑は、府中市が運営する公営の施設です。年忌法要で法要室を使う場合は住所の要件がなく、市外にお住まいの方も利用できます。法要室は30人用の和室・洋室と、60人用の洋室があり、いずれも椅子席のため、正座が難しい方にも利用しやすい造りです。
希望する人数の法要室が空いていない場合は、30人用の法要室を2部屋つなげて利用することも検討できます。あわせて、式場や火葬場と同じ敷地内にあるため、法要のあとに納骨や会食へ移る場合も、移動の負担が少なくて済みます。
| 設備・料金 | 内容 |
|---|---|
| 法要室1・2 | 各30人用、和室・椅子席。続けて一体利用も可能 |
| 法要室3 | 60人用、洋室・椅子席 |
| 法要室4 | 30人用、洋室・椅子席 |
| 基本使用料(1回2時間) | 市内居住者3,000円、市外居住者6,000円 |
| 駐車場 | 79台分を完備。ちゅうバス「市民聖苑前」からは徒歩0分 |
空き状況や申込方法、使用できる備品、飲食の可否は、法要の日程を検討する段階で早めに把握しておきたいポイントです。分からない点があれば、0120-315-594(24時間365日)までお電話ください。
四十九日法要までに準備する4つのこと
準備は「僧侶と日程」「会場」「参列者」の順で決めると進めやすくなります。先に会場だけを決めてしまうと、寺院の都合と合わなくなることがあるためです。
- 寺院へ連絡する
四十九日法要を希望すること、候補日、会場、納骨の有無を伝えます。付き合いのある寺院がない場合は、葬儀を担当した事業者へ相談する方法もあります。 - 会場と時間を決める
読経だけでなく、焼香、法話、移動を含めた時間を見込みます。利用枠が2時間なら、準備と片付けの時間が含まれるかも確かめましょう。 - 参列者へ案内する
日時、会場、住所、交通手段、会食と納骨の有無を知らせます。家族だけであれば、電話や書面での案内でも差し支えありません。 - 本位牌や納骨を手配する
白木の位牌から本位牌へ替える「開眼供養」を行うことがあります。位牌の製作には日数がかかるため、早めに仏壇店や寺院へ相談します。
前日までに準備する持ち物
- 遺影、白木位牌、本位牌
- 数珠、必要に応じて経本
- お布施、御車代、御膳料
- 供花、供物、故人が好きだった品
- 納骨する場合は遺骨、埋葬許可証、墓地指定の書類
白木位牌や遺影を誰が運ぶかは、当日になって迷いやすい点です。持ち物ごとに担当者を決めておくと、慌てずに進められます。納骨に必要な書類は墓地・霊園によって異なるため、事前に管理者へ確かめておきましょう。
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四十九日法要当日の流れ
当日は、読経と焼香を中心に進みます。宗派や会場によって順序は変わるため、施主がすべてを覚えておく必要はなく、開始前に僧侶と簡単に打ち合わせておけば十分です。
- 施主とご家族が早めに到着し、遺影・位牌・供物を整える
- 参列者を迎え、席へ案内する
- 僧侶が入場し、施主が短くあいさつする
- 読経の間に、施主、ご家族、親族の順で焼香する
- 僧侶の法話を聞き、必要に応じて本位牌の開眼供養を行う
- 墓地へ移動して納骨する、または会食の場へ移る
- 施主がお礼を伝え、返礼品を渡して終える
法要だけであれば、30分から1時間ほどが目安です。納骨や会食を続けて行う場合は、移動を含めて半日程度を見ておくと無理がありません。
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四十九日法要にかかる費用の目安
費用は、僧侶へのお礼、会場、会食、返礼品、供花、本位牌、納骨などの合計で考えます。お布施は読経に対する料金ではなく、仏さまへのお供えとして納めるものです。人数と内容で大きく変わるため、先に「必ず行いたいこと」を決めておくと、予算を整えやすくなります。
| 項目 | 一般的な目安 |
|---|---|
| お布施 | 3万円〜5万円程度とされることが多いですが、寺院により異なります |
| 御車代 | 僧侶に来ていただく場合、5,000円〜1万円程度 |
| 御膳料 | 僧侶が会食を辞退した場合、5,000円〜1万円程度 |
| 会食 | 1人あたり3,000円〜1万円程度 |
| 返礼品 | 1世帯あたり2,000円〜5,000円程度 |
金額を直接たずねにくい場合は、「皆さまはどの程度をお納めされていますか」と寺院へたずねてもかまいません。納骨に伴う墓石の彫刻や石材店の作業料は、別にかかることがあります。
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準備で失敗しやすい5つの注意点
- 会場より先に僧侶の予定を確かめる:候補日を2〜3日用意すると調整しやすくなります。
- 本位牌を直前に注文しない:戒名などの文字確認や製作に日数が必要です。
- 納骨を当然の予定にしない:お墓が未完成でも、四十九日に必ず納骨する必要はありません。
- 会食の人数を早めに確定しすぎない:欠席や人数変更の期限を会場へ確かめましょう。
- 宗派の違いを自分で判断しない:浄土真宗など、四十九日の考え方や位牌の扱いが異なる宗派もあります。
法要の人数や部屋選び、利用時間について迷うことは珍しくありません。人数が決まっていない段階でも、候補日とおおよその人数だけ整理しておけば、話は十分に進められます。
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府中市の四十九日法要でよくある質問
四十九日が平日の場合、土日にずらしてもよいですか
49日目を過ぎない直前の土日に行うことが多くあります。ただし宗派や地域の考え方もあるため、日程を決める前に寺院へ相談してください。
四十九日法要は家族だけで行ってもよいですか
家族だけで行っても問題ありません。誰を招くべきかに一律の決まりはなく、故人との関係やご家族の希望をもとに決めます。親族へは、家族だけで営む旨を早めに伝えると行き違いを防げます。
四十九日に納骨しなければいけませんか
必ず四十九日に納骨する必要はありません。お墓が決まっていない場合や、ご家族の気持ちが整わない場合は、一周忌など別の時期に行うこともできます。遺骨は落ち着いて供養できる場所で保管しましょう。
付き合いのある寺院がない場合はどうすればよいですか
葬儀を依頼した事業者へ相談するほか、近隣の寺院へ直接たずねる方法があります。紹介を受ける場合は、今回限りの依頼か、今後の付き合いを前提とするのかを確かめておくことが大切です。
府中の森市民聖苑の法要室は市外の人も使えますか
年忌法要で使う場合は住所の要件がなく、どなたでも利用できます。ただし市内居住者と市外居住者では使用料が異なります。空き状況や申込方法について迷う場合は、0120-315-594(24時間365日)までご連絡ください。
法要のあとの会食は必ず必要ですか
会食は必須ではありません。行わない場合は、その旨を案内の際に伝え、返礼品や持ち帰り用の料理を用意する方法もあります。高齢の方や遠方から来る方の負担も考えて決めましょう。
まとめ 決まっていない段階から、一人で抱えずご相談を
四十九日法要の準備は、日程、会場、僧侶、本位牌、納骨、会食の順に分けると落ち着いて進められます。すべてを一度に決める必要はありません。
府中の森市民聖苑は、公営ならではのはっきりとした利用料と、宗教・宗派を問わず利用できる環境を備えています。法要室の利用を具体的に検討したい方は、希望日やおおよその人数、僧侶の同行、会食や納骨の予定を整理したうえで、0120-315-594(24時間365日)までお電話にてご相談ください。
掲載した費用や日数、料金は一般的な目安であり、宗派や寺院、会場、墓地によって異なります。最新の内容は、申込の際にあわせてご確認ください。
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監修者

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮
葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。21歳で起業し、2007年に同社を設立。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。公益財団法人スクールエイドジャパンほか複数の団体で理事を務め、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
