府中市の火葬場はどこ?|費用・予約方法・葬儀当日の流れを解説【府中の森市民聖苑】

ご家族が亡くなられた直後は、「火葬場をどのように予約するのか」「最初に何をすればよいのか」と戸惑う方が少なくありません。気持ちが落ち着かない中で、すべてをご家族だけで決めなくても大丈夫です。

火葬場を利用するには、ご遺体の搬送と安置、火葬日時の調整、死亡届の提出、火葬許可証の取得が必要です。一般的には、これらの手続きを葬儀の担当者と一緒に進めます。

この記事では、火葬場の役割、ご逝去から収骨までの流れ、必要書類、費用、府中の森市民聖苑の利用条件を分かりやすく説明します。急いでいる方は、まず次の項目を確認してください。

最初に確認したいこと

  • 病院や施設からご遺体を搬送する手配をする
  • 自宅または安置施設のどちらへ搬送するか決める
  • 故人と喪主の住所を確認する
  • 火葬だけにするか、通夜や告別式も行うか考える
  • 火葬場と式場の空き状況を確認する

執筆者

株式会社ラストセレモニー
横島 恵一

府中の森市民聖苑での年間施行数100件以上。
東京都府中市を拠点に、火葬式・一日葬・家族葬・一般葬まで、ご遺族の不安を一つずつ解消する“分かりやすい説明と丁寧な進行”を大切にしています。事前相談から葬儀後の手続きまで切れ目なく支える体制で、地域に根差した運営を続けています。

火葬場は故人とのお別れと火葬、収骨を行う施設

火葬場は、故人との最後のお別れ、火葬、収骨を行うための施設です。収骨とは、火葬後のご遺骨を骨壺へ納めることをいいます。

火葬場には、火葬設備だけを備えた施設と、葬儀式場を併設した施設があります。どちらを利用するかによって、告別式後の移動や車両の手配、ご家族の負担が変わります。

施設の種類主な特徴確認したいこと
火葬場のみの施設葬儀式場から火葬場への移動が必要霊柩車や同行者の車、移動時間
式場併設の火葬場告別式と火葬を同じ敷地内で行える式場と火葬の予約時間
公営火葬場自治体が運営し、市民向けの料金が設けられることが多い利用条件と必要書類
民営火葬場運営会社が料金や利用方法を定めている火葬料、待合室料、追加費用

府中の森市民聖苑は、府中市が運営する公営斎場です。火葬場と葬儀式場が同じ敷地内にあるため、告別式後に別の施設へ移動する必要がありません。ご高齢のご家族や体調に不安がある方の移動負担も抑えられます。

葬儀の現場では、式場と火葬場が離れていることを後から知り、車両や移動時間の調整に困ることがあります。斎場を選ぶときは、火葬設備が併設されているかも確認しておくことが大切です。

亡くなってから火葬を終えるまでの流れ

ご逝去後、すぐに火葬場へ向かうわけではありません。死亡の確認、ご遺体の搬送と安置、火葬場の予約、死亡届の提出を経て、火葬当日を迎えます。

STEP
医師から死亡診断書を受け取る

病院で亡くなった場合は、通常、医師から死亡診断書が交付されます。自宅で亡くなった場合は状況によって対応が異なるため、ご遺体を動かさず、かかりつけ医などへ連絡します。

STEP
ご遺体を搬送して安置する

病院の霊安室を長時間使えないこともあります。寝台車を手配し、自宅または安置施設へ搬送します。

STEP
葬儀の形と火葬日時を決める

火葬式、一日葬、家族葬、一般葬などから希望を整理します。火葬場、式場、宗教者の予定を合わせて日程を決めることが重要です。

STEP
死亡届を提出する

死亡届を市区町村へ提出し、火葬許可証の交付を受けます。一般的には、葬儀の担当者が提出を代行します。

STEP
納棺して最後のお別れをする

故人を棺へ納めます。告別式を行う場合は、式を終えてから火葬へ進むのが一般的です。

STEP
火葬を行う

告別室などで故人とお別れした後、火葬を行います。火葬中は待合室で過ごします。

STEP
ご遺骨を骨壺へ納める

火葬後、ご家族で収骨を行います。火葬済みの証明が記された書類は、納骨の際に必要になるため、大切に保管します。

法律により、原則として死亡後24時間を過ぎるまでは火葬できません。感染症などによる例外はありますが、ご家族が独自に判断するものではありません。医師や手続きを担当する窓口からの案内に沿って進めます。

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火葬場の予約と火葬許可証の手続き

火葬場の予約は、葬儀の担当者が行うことが一般的です。火葬日時は通夜や告別式の日程にも関わるため、先に式の日だけを決めず、火葬の空き状況と合わせて調整します。

府中の森市民聖苑を利用する場合も、火葬、式場、霊安室、法要室の希望をまとめたうえで仮予約を行います。その後、死亡届を提出して火葬許可証を受け取り、使用申請へ進みます。

手続き行うこと準備する情報や書類
仮予約火葬や式場の希望日時を決める故人と喪主の住所、続柄、希望する葬儀の形
死亡届の提出市区町村へ死亡届を提出する死亡診断書と届出人の情報
火葬許可証の取得死亡届の提出後に交付を受ける交付された許可証をなくさないよう保管する
使用申請必要書類をそろえ、使用料を納める火葬許可証、使用申請書、必要に応じた申出書
火葬当日火葬許可証を提出して火葬と収骨を行う骨壺、副葬品、集合時間の確認

府中の森市民聖苑の使用申請は、休館日を除く午前8時30分から午後5時までです。使用日の前日までに、火葬許可証、施設使用申請書、使用料、必要な方は申出書を用意します。実際の提出や日程調整は、葬儀の担当者がご家族に代わって進めることが多くあります。

府中の森市民聖苑を利用できる人の条件

府中の森市民聖苑は、火葬や葬儀について府中市民を対象とする施設です。故人が府中市外に住んでいた場合でも、一定の条件を満たす府中市民が喪主を務める場合は利用できます。

  • 故人が死亡時に府中市の住民基本台帳へ登録されていた
  • 故人が市外在住の場合は、喪主が府中市民である
  • 市外在住の故人については、喪主が故人の配偶者または2親等以内の親族である
  • 市外在住の故人に関する利用では、所定の申出書などを提出する

2親等以内には、父母、子、祖父母、孫、兄弟姉妹などが含まれます。続柄や必要書類に迷う場合は、0120-315-594(24時間365日)へご連絡ください。利用条件を確認したうえで、必要な準備を整理します。

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府中市で火葬や葬儀にかかる費用の目安

葬儀費用を考えるときは、先に地域の相場を把握し、その後で具体的なプラン料金を比べると分かりやすくなります。府中市周辺における葬儀費用の目安は次のとおりです。

葬儀の形府中市周辺の費用相場主な内容
直葬・火葬式20万~50万円前後通夜や告別式を行わず、火葬を中心に見送る
一日葬40万~100万円前後通夜を行わず、告別式と火葬を一日で行う
家族葬50万~140万円前後家族や親しい方を中心に通夜と告別式を行う
一般葬100万~200万円前後仕事関係者や地域の方なども招いて見送る

これらはあくまで目安です。参列人数、安置日数、料理、返礼品、生花、宗教者へのお礼などによって総額は変わります。

府中の森市民聖苑では、利用条件を満たす府中市民の火葬料は、大人・小人を問わず無料です。ただし、ご遺体の搬送、安置、棺、骨壺、葬儀の運営などには別の費用がかかります。火葬に関するすべての費用が無料になるわけではありません。

府中の森市民聖苑の施設利用料

施設利用単位料金
火葬料大人・小人無料
第1・第2式場(各90人用)通夜または告別式1回各25,000円
第3式場(140人用)通夜または告別式1回50,000円
第4式場(50人用)通夜または告別式1回15,000円
霊安室24時間2,000円
霊安室の延長12時間ごと1,000円
法要室1回2時間市内居住者3,000円/市外居住者6,000円

式場料金は、通夜または告別式の1回ごとにかかります。たとえば、第1式場で通夜と告別式の両方を行う場合は、合計50,000円が目安です。

葬儀プランの料金

プラン料金
火葬式プラン169,000円~(税抜)
家族葬プラン480,000円~(税抜)
一般葬プラン1,230,000円~(税抜)
聖苑葬儀357,500円~(税込)

府中の森市民聖苑では、こちらの料金でのご葬儀を行うことが可能です。ただし、安置日数、料理、返礼品、生花、宗教者へのお礼など、希望する内容によって追加費用が生じる場合があります。見積書では、基本料金に含まれるものと別料金になるものを分けて確認することが大切です。

プランの内容については下記の記事でもご紹介しております。

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火葬当日の持ち物と注意したいこと

火葬当日に最も重要な書類は、火葬許可証です。この書類がなければ火葬を行えないため、誰が保管し、当日に持参するかを決めておきます。葬儀の担当者が預かる場合もあります。

  • 火葬許可証
  • 施設使用許可書などの指定書類
  • 骨壺と骨箱
  • 位牌や遺影など、当日に必要と案内されたもの
  • 施設使用料などの支払いに必要なもの
  • 常用薬やお子さまの用品など、待ち時間に必要なもの

棺へ入れられないものがある

金属、ガラス、陶器、缶、電池、厚い書籍などは、火葬設備やご遺骨へ影響するため、棺へ入れられない場合があります。眼鏡や腕時計、携帯電話なども、原則として避ける必要があります。

ペースメーカーなどの医療機器は、火葬中の事故につながるおそれがあるため、必ず事前に申告します。「故人が好きだった物を入れたい」というご相談は多いものの、品物によって扱いが異なります。判断に迷うものは、納棺前に確認してください。

火葬日時だけを先に決めない

火葬場に空きがあっても、式場や安置場所、宗教者の予定が合わない場合があります。反対に、希望する式場が空いていても、火葬の時間が取れないこともあります。葬儀全体の日程を一つの流れとして調整しましょう。

府中の森市民聖苑は、ちゅうバス「市民聖苑前」停留所を降りてすぐの場所にあり、地下には79台分の駐車場があります。ただし、同じ日に複数の葬儀が行われることもあるため、ご家族の車はできるだけ乗り合わせると安心です。

火葬場についてよくある質問

火葬場の予約は自分で行うのでしょうか?

ご家族が予約できる火葬場もありますが、搬送、安置、式場の予定と合わせる必要があるため、葬儀の担当者が手配することが一般的です。火葬だけを希望する場合も、安置場所と移動方法を先に決めます。

亡くなった当日に火葬できますか?

原則として、法律により死亡後24時間を経過するまでは火葬できません。火葬許可証の取得や予約も必要です。感染症などによる例外では、医師や行政からの指示に沿って対応します。

通夜や告別式を行わず、火葬だけにできますか?

火葬式または直葬と呼ばれる形で見送ることができます。ただし、火葬までご遺体を安置する場所が必要です。短いお別れの時間を設けたい場合や宗教上の儀式がある場合は、打ち合わせの際に希望を伝えます。

府中市民なら火葬に関する費用はすべて無料ですか?

府中の森市民聖苑の利用条件を満たす場合、火葬料は無料です。ただし、搬送、安置、棺、骨壺、保冷のための処置、葬儀の運営などには費用がかかります。見積もりでは総額を確認しましょう。

故人が府中市民でなくても利用できますか?

喪主が府中市民であり、故人の配偶者または2親等以内の親族に当たる場合は利用できます。所定の申出書などが必要になるため、故人と喪主の住所、続柄が分かるようにしておきます。

火葬にはどのくらい時間がかかりますか?

火葬から収骨までにかかる時間は、火葬炉やご遺体の状態、当日の運用によって異なります。終了時刻は前後する可能性があるため、その後の予定には余裕を持たせてください。

火葬許可証をなくした場合はどうすればよいですか?

火葬前に紛失した場合は、死亡届を提出した市区町村で再交付などの手続きが必要です。火葬後に証明が記された書類は納骨時にも使用するため、ほかの重要書類と一緒に保管します。

火葬場や葬儀の手続きに迷ったときは早めに相談する

火葬場を利用するには、ご遺体の搬送と安置、日程調整、死亡届の提出、火葬許可証の取得が必要です。ご家族が亡くなられた直後に、すべての手順を把握しておく必要はありません。

まずは、故人と喪主の住所、希望する葬儀の形、おおよその人数を整理しましょう。何も決まっていない段階でも、先に必要な搬送や安置から進められます。

利用条件、空き状況、費用に不安がある方は、0120-315-594(24時間365日)へお電話ください。見積もりの内容と今後の流れを一つずつ確認し、ご家族の希望に合う見送り方を一緒に整えます。

監修者

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。21歳で起業し、2007年に同社を設立。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。公益財団法人スクールエイドジャパンほか複数の団体で理事を務め、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

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