火災でご家族を突然失われたとき、ご遺族(お亡くなりになった方のご家族)は、深い悲しみだけでなく、住まいや思い出の品をも失う「二重のつらさ」を抱えるケースが少なくありません。「いつ故人さま(お亡くなりになった方)に対面できるのか」「焼け跡から遺影用の写真をどう用意すればよいのか」「住まいの再建と並行してご葬儀を進められるのか」――不安は次々に押し寄せます。
このコラムでは、火災によるご逝去後のご家族の動きと、府中市でのご葬儀の進め方を、火災ならではの事情に沿ってわかりやすくお伝えします。
火災によるご逝去はなぜ特殊なのか
火災による死亡は「異状死」として扱われ、警察による検視や検案を経るまで、葬儀社へご遺体(お亡くなりになった方のお身体)を引き渡すことができません。さらに火災には、ほかのご逝去にはない次のような事情が重なります。
- 高温・煙・有害ガスにより、ご遺体の損傷が深刻なことがある
- 住宅火災では、遺影に使う写真・お位牌・思い出の品が一緒に失われることがある
- 警察と消防の両方がかかわり、現場検証や原因調査に時間がかかる
- ご家族自身が住まいを失っている場合、生活再建とご葬儀の準備が同時進行になる
焼死と一酸化炭素中毒の違い
火災によるご逝去は、必ずしも直接的な火傷だけが原因とは限りません。死因によってご遺体の状態は大きく異なり、ご対面の可否やご葬儀の進め方にも影響します。
- 焼死:直接的な火傷や呼吸器の損傷によりお亡くなりになるケース。ご遺体の損傷が大きいことが多い
- 一酸化炭素中毒:就寝中などに有害ガスを吸い込みお亡くなりになるケース。お顔やお身体の損傷が比較的少ない場合もある
ご対面の前に、警察医や葬儀社から状態の説明を受け、どのようなかたちでお別れするかをご家族で話し合うことが大切です。
ご逝去から火葬までの基本の流れ
火災によるご逝去では、警察の検視・検案を経てから、ご遺体のお引き取り、ご安置、ご葬儀、火葬という順で進みます。事件性がない場合は1〜3日程度でご遺体がご家族へ引き渡されますが、調査が長引くと1週間以上かかることもあります。
| 段階 | 主な内容 |
|---|---|
| 1. 通報・鎮火 | 119番通報、消防による消火活動 |
| 2. 現場検証 | 消防による出火原因の調査、警察による現場確認 |
| 3. 検視・検案 | 警察医による検案、必要に応じて司法解剖、死体検案書の発行 |
| 4. お引き取り・ご安置 | 葬儀社によるご遺体の搬送、専用施設での保冷管理 |
| 5. お打ち合わせ | ご葬儀の形式・日程・式場の決定 |
| 6. お通夜・告別式 | ご家族・ご親族でお見送り |
| 7. 火葬 | 火葬場での執行、お骨上げ |
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警察と消防、それぞれの役割
火災のご葬儀準備では、警察と消防という2つの行政窓口とのやり取りが発生します。役割の違いを知っておくと、必要な書類や問い合わせ先が整理しやすくなります。
消防は出火の原因調査と「罹災証明書」の発行を担当し、警察は検視・検案、事件性の確認、死体検案書の発行を担当します。死亡届は、医師の死亡診断書ではなく「死体検案書(または火災死体検案書)」を添えて、死亡を知った日から7日以内に府中市役所へ提出します。実際の手続きは、葬儀社が代行してくれる場合が多いので、ご家族はご相談のうえで進められます。
火災ならではの追加費用
通常のご葬儀一式の費用に加えて、火災特有の項目で費用が加算されることがあります。あらかじめ知っておくことで、お見積りの段階で慌てずに済みます。
| 項目 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 死体検案書の作成 | 警察医による書類の発行 | 数万円程度 |
| ご遺体の長距離搬送 | 解剖先の病院や安置施設までの搬送 | 距離により変動 |
| 特殊な納体袋・棺 | 損傷が激しい場合の衛生処置 | 実費 |
| エンバーミング | ご遺体の修復・防腐処理 | 数十万円程度 |
| 遺影写真の復元・作成 | 焼失した写真の修整や作り直し | 数千〜数万円 |
「対面できる状態でお別れしたい」というお気持ちが強い場合は、エンバーミングのご相談をお勧めします。費用はかかりますが、生前のお姿に近いかたちでお見送りできることが、ご家族の心の支えになるケースもあります。
遺影写真や遺品が焼失したときの対応
住宅火災では、ご自宅にあった写真や思い出の品が一緒に失われてしまうことがあります。遺影用のお写真がご自宅に残っていない場合でも、次のような方法でお顔を偲べるかたちを整えられます。
- ご親族・ご友人・職場の方が持っているお写真を集める
- 故人さまのスマートフォン・SNS・メールに残るお写真を確認する
- 運転免許証やパスポートの写真をもとに、葬儀社で遺影に整える
- 傷んでしまったお写真は、修整・復元のサービスを活用する
ご家族に準備していただきたいもの
住まいを失われている場合は、お手元に残るものが限られているかもしれません。可能な範囲で、次のようなものを揃えていただけると、その後の手続きがスムーズになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 故人さまの本人確認情報 | 氏名・生年月日・本籍地など、書類がなくても口頭で伝えられる情報 |
| 喪主さまの本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカードなど |
| 印鑑 | 喪主さまの実印が望ましい |
| 遺影用のお写真 | ご親族・知人から借りる、スマートフォンから探す |
| 連絡先リスト | ご親族・職場・関係者の電話番号 |
| 喪服・数珠 | 焼失している場合はレンタルや購入で対応 |
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罹災証明書と住まいの再建支援
ご葬儀と並行して、住まいや暮らしの再建にかかわる手続きも進めなくてはなりません。罹災証明書は、火災保険の請求や被災者支援を受ける際の基本となる書類です。
- 罹災証明書:消防署または府中市役所の担当窓口で申請
- 火災保険の請求:契約している保険会社へ事故報告
- 災害見舞金・住宅応急修理制度:自治体の窓口で相談
- 賃貸住宅にお住まいだった場合は、貸主・管理会社への連絡も必要
📞 火災案件のご相談・お見積りも承っております。0120-315-594(24時間365日)
府中市のご葬儀費用の相場
府中市内でご葬儀を行うときの費用は、参列人数や安置日数、搬送距離、式場の利用、飲食・返礼品、宗教者へのお礼などで大きく変わります。あくまで目安としてご参考ください。
| ご葬儀の形式 | 費用の目安 |
|---|---|
| 直葬・火葬式 | 20〜50万円前後 |
| 一日葬 | 40〜100万円前後 |
| 家族葬 | 50〜140万円前後 |
| 一般葬 | 100〜200万円前後 |
火災のご葬儀は、安置日数や特殊処置で費用が加算されやすいぶん、2〜3社から相見積もりを取り、内訳と対応の丁寧さを比較してご判断ください。

府中の森市民聖苑の利用料金
府中市浅間町にある府中の森市民聖苑は、東府中駅や府中駅エリアからアクセスしやすい公営斎場(葬儀場)です。府中市民の方であれば、火葬料は大人・小人問わず無料となり、住まいの再建で出費がかさむなかでも、経済的なご負担を大きく軽減できます。
火葬料が無料となるのは、住民基本台帳に登録されていた故人さま、または喪主さまが府中市民で故人さまから見て配偶者・2親等以内の親族にあたる場合に限られます。詳しい利用条件は事前にご確認ください。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 火葬料(府中市民) | 大人・小人問わず無料 |
| 第1式場・第2式場(90人用、通夜または告別式1回) | 各25,000円 |
| 第3式場(140人用、通夜または告別式1回) | 50,000円 |
| 第4式場(50人用、通夜または告別式1回) | 15,000円 |
| 霊安室(24時間) | 2,000円 |
| 霊安室(延長12時間ごと) | 1,000円 |
| 法要室(市内居住者、1回2時間) | 3,000円 |
| 法要室(市外居住者、1回2時間) | 6,000円 |
4つの式場・法要室・霊安室・火葬炉6基を備えており、お通夜・告別式・火葬・法要までを一か所で執り行えます。住まいを失われているご家族にとっては、移動の負担が少ないことも大きな安心材料となります。
申請できる補助金制度
故人さまが国民健康保険や社会保険に加入していた場合、ご葬儀を行った喪主さまは、申請により補助金を受け取ることができます。住まいや家財も同時に失われた場合は、罹災に伴う支援制度との併用も可能です。
| 区分 | 対象 | 支給額の目安 |
|---|---|---|
| 葬祭費 | 国民健康保険・後期高齢者医療制度の加入者 | 5万円前後 |
| 埋葬料 | 会社の健康保険などの加入者 | 5万円 |
| 災害弔慰金 | 大規模火災等で亡くなられた方のご遺族 | 条件により最大500万円 |
| 住宅応急修理・見舞金 | 火災で住居等に被害を受けたご家族 | 自治体により異なる |
申請先は、国民健康保険であれば府中市役所、社会保険であれば勤務先の健康保険組合または協会けんぽです。災害弔慰金や住宅関連の支援は、府中市の担当窓口にご相談ください。申請には期限(多くは2年以内)があるため、落ち着いた頃を見計らって早めに手続きをお願いします。
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府中の森市民聖苑でのご葬儀プラン
府中の森市民聖苑でのご葬儀プランは、ご家族のご希望や参列人数に応じてお選びいただけます。火災によるご逝去のように、検視や安置で日数が必要な場合でも、状況にあわせてご案内が可能です。
| プラン | 料金(税込) |
|---|---|
| 火葬式プラン | 185,900円〜 |
| 家族葬プラン | 328,900円〜 |
| 一般葬プラン | 768,900円〜 |
| 聖苑葬儀 | 357,500円〜 |
多磨町や武蔵野エリア、北多摩のご親族にもアクセスしやすい立地のため、遠方からのご参列にも対応しやすいのが特長です。「どのプランがふさわしいか迷う」「住まいの再建と並行で動けるか不安」というご家族には、状況をうかがいながら最適なご葬儀をご提案いたします。
📞 経験豊富なスタッフがお見積りからご相談まで承ります。0120-315-594(24時間365日)
まとめ
火災によるご逝去は、ご遺体の損傷だけでなく、住まいや思い出の品の喪失、罹災に伴う各種手続きなど、ご家族のご負担が幾重にも重なります。だからこそ、警察対応や火災案件の実績がある葬儀社と早めに連携し、ご葬儀の準備と暮らしの再建を一つずつ整えていくことが大切です。
府中市浅間町の府中の森市民聖苑は、東府中駅・府中駅・多磨町など武蔵野エリア・北多摩のご家族にとってアクセスしやすく、府中市民であれば火葬料が無料となる公営斎場です。検視中の対応からご葬儀、各種申請まで、寄り添いながらお手伝いいたします。
📞 夜間・休日も専門スタッフが対応いたします。0120-315-594(24時間365日)

