府中市の公営斎場比較|府中の森市民聖苑の費用・設備・予約の要点

府中市で公営斎場を検討する方へ。府中の森市民聖苑の特徴、近隣施設との比較、費用の目安、利用資格と予約の進め方を分かりやすく整理しました。式場と火葬場が同一敷地にある利点や、2025年の火葬枠増枠など最新情報も掲載。移動負担を抑えた設計と席数別の選び方、アクセスや駐車場も表で確認でき、初めての方でも手順が明確です。ご事情が固まっていなくても、人数の幅と希望時間帯を用意すれば、同日調整が進めやすくなります。府中市内の選択肢を一度で把握したい方に役立つ内容です。


目次

府中の森市民聖苑とは
(府中市の公営斎場)

府中の森市民聖苑とは(府中市の公営斎場)

府中の森市民聖苑は、府中市が運営する公営斎場です。式場と火葬場が同じ敷地にあり、移動が少ないことが安心につながります。安置(お亡くなりになった方を火葬の日まで安静にすること)や待合も整っています。

項目内容
運営府中市が運営する公営斎場
所在地府中市浅間町1-3
アクセス京王線「東府中」駅から徒歩約12〜14分
駐車場約80台の目安
施設構成式場4室・火葬場併設・待合・安置あり
席数の目安約50席/約90席/約140席
火葬枠1日11枠の運用(2025年以降の案内)

府中の森公園の緑に囲まれた静かな立地で、落ち着いてお見送りができます。ご高齢の方にもやさしい動線設計がされており、要所に案内表示が整備されています。

利用資格と
予約の流れ

利用資格と予約の流れ

市民優先です。故人さま(お亡くなりになった方)が府中市民、または喪主が府中市民で故人さまが配偶者・2親等以内の場合、利用できる取り扱いがあります。予約は多くの方が葬儀社を通じて行います。

  • 今のご状況(病院・施設・ご自宅など)
  • 故人さま・喪主予定者のご住所と続柄
  • 希望する時間帯の幅(午前・正午ごろ・午後)

上の3点だけで、式場と火葬の同日調整が一気に進みます。不明点は府中の森市民聖苑までお問い合わせください。

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式場の選び方と
設備の確認

式場の選び方と設備の確認

席数は約50/約90/約140席の3帯で選べます。着席数は「落ち着いて座れる目安」です。想定人数の8割程度で選ぶと、立ち見や出入りの余裕が生まれます。面会や宿泊の取り扱いは時期や運用で差があるため、事前確認が安心です。

式場着席目安使用料の目安(各回)
第4式場約50席15,000円
第1・第2式場各約90席各25,000円
第3式場約140席50,000円

親族控室や会食場所の使い方、持ち込み可否、車いすの貸し出しなどは、施設の最新運用に合わせて個別に整えます。音声の聞こえ方や表示案内も当日の年齢層に合わせて配慮します。

費用の考え方
と目安

費用の考え方と目安

費用は「式場使用料」「火葬」「搬送・安置・品物」の三つに分けると整理しやすくなります。地域のおおよその相場は、火葬式約9万〜18万円、一日葬約17万〜40万円、家族葬約20万〜50万円、一般葬約50万〜70万円です。

当苑で選ばれる目安としては、火葬式約20万円、一日葬約35万円、家族葬約45万円、一般葬約76万円が挙げられます。お料理や返礼、距離や日数で変わりますので、無理のない範囲で調整します。

  • 会場は人数の幅で選ぶ(必要以上に大きくしない)
  • 移動を減らす(同一敷地で霊柩車や送迎の台数を抑える)
  • 安置日数を延ばさない(お身体の保冷のためのドライアイスの追加を減らす)
  • 供花・料理・返礼は当日追加や後日送付を活用し過不足を防ぐ

詳細は、府中の森市民聖苑までお問い合わせください。ご事情を伺い、費用の内訳を分かりやすくご用意します。

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火葬場併設の安心と
2025年の増枠

火葬場併設の安心と2025年の増枠

式場と火葬場が同じ敷地にあるため、天候や道路事情の影響が小さく、当日の移動も少なく済みます。会場案内が一本化でき、初めての方にも分かりやすい流れになります。

2025年からは火葬が1日11枠の運用と案内されています(新たに11時・14時・15時が追加)。同日進行の選択肢が広がり、午前にお別れして午後に収骨、または午後帯で集合といった設計が組みやすくなりました。なお、式場の時間と火葬枠は別の管理です。希望帯を二つ以上お持ちいただくと、確保の可能性が高まります。

近隣斎場との
比較ポイント

近隣斎場との比較ポイント

比較の軸は「費用」「移動」「空きやすさ」です。公営と民営斎場(民間企業が運営する斎場)では性格が異なります。合計費用は、式場料と火葬料、安置・搬送などを合わせて見ると迷いにくくなります。

スクロールできます
施設名運営火葬場併設移動の要否駐車目安
府中の森市民聖苑公営あり式から火葬まで同一敷地約80台
日華多磨葬祭場民営あり同一敷地で完結規模あり
玉川斎場寺院なし火葬場まで移動が必要約20台
森の風ホール府中民営なし火葬場まで移動が必要約4台

府中の森市民聖苑は費用の見通しと移動の少なさが強みです。近隣施設は「空きやすさ」や「宗教施設としての落ち着き」などで選ばれることもあります。人数やご事情が未確定でも、分かる範囲を共有いただければ、適切な進め方をご案内します。

よくある質問

よくある質問

利用資格は誰にありますか

府中市民を優先とする取り扱いです。故人様が府中市民、または喪主が府中市民で故人様が配偶者・2親等以内の場合など利用条件があります。

火葬枠はいつ増えましたか

2025年から1日11枠に増枠されました。午前と午後の選択肢が広がり、同日進行の調整もしやすくなっています。

式場はどのように選べば良いですか

想定参列者の約8割を目安に席数を選ぶと余裕が生まれます。会食や控室の必要性、移動の有無も合わせて検討してください。

府中の森市民聖苑
での事例

府中の森市民聖苑での事例

80代女性の家族葬

府中市内の総合病院でお亡くなりになった84歳の女性。生前は近所の集まりで世話役を務めていた穏やかな方で、家族は親族中心の小規模な式を希望しました。府中の森市民聖苑の第2式場(約90席)を利用し、病院からの搬送・安置後、式場で焼香と短いお別れを行い、同一敷地の火葬場で火葬。喪主の長男が挨拶をし、会食は故人の好物を取り入れた精進料理で親族だけの落ち着いた時間にまとめました。参列は約20名で、生前の写真や花を中心に飾り、移動が少ない点が高齢の参列者に好評でした。葬儀社と相談して費用の見通しも共有し、余裕をもって手続きを進められました。

90代男性の一日葬

府中市内の介護老人福祉施設で息を引き取られた92歳の男性。家族は通夜を省いた一日葬を希望しました。搬送後、府中の森市民聖苑の第4式場(約50席)で午前にお別れをし、午後の火葬枠で同日火葬・収骨まで進行。式は親族と近しい友人合わせて約15名で、祭壇には趣味の写真を飾り、葬儀社と時間調整をしたことで移動や負担を最小限に抑えられました。火葬後は斎場の待合室で短い収骨と写真を手にしたお別れを行い、高齢の親族向けに送迎を手配。葬儀社と費用の内訳を確認したことで予算内に収まり、家族も負担感を抑えて見送ることができました。

まとめ

まとめ

府中の森市民聖苑は式場と火葬場が同一敷地にあり、移動が少なく高齢者にも配慮された公営斎場です。席数別の式場や費用目安、2025年の火葬枠増枠を踏まえ、利用資格や予約の進め方、近隣との比較ポイントを整理しました。事前確認と葬儀社との連携で、希望帯を複数持って調整すると費用と日程の見通しが立てやすくなります。

監修者

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。21歳で起業し、2007年に同社を設立。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。公益財団法人スクールエイドジャパンほか複数の団体で理事を務め、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。


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